ブランディングが大事だ!
よく聞きますが、そもそもブランディングってなんでしょう?
この記事を読む事で、
ブランディングの徹底理解が出来ます。
徹底理解をする事で、
コストの見直しや
商品やサービスを
効率良く売っていく事ができます。
それではいきましょう!!
目次
ブランディングとは?
このブランディングが無いと
どんなに、しっかりとしたサービスでも
どんなに優秀な商品でも、全く売れません。
それほど、重要だという事です。
そもそもブランディングとは何でしょう?
結論から言います
ブランディングとは
「お客さんから商品やサービスを好んで買ってもらう事」
では、分かりやすく4つに分けて説明して行きます。
マーケティング | 商品やサービスを特定の誰かに伝える事 |
---|---|
広告 | 商品やサービスを不特定の人に伝える事 |
PR | 商品やサービスを第三者が伝える事 |
ブランディング | 商品やサービス自ら欲しいと購入してもらう事 |
上記の表のように、
ブランディングをしっかりとしておけば
そもそも、広告とかPRはいらない事になります。
色々な企業は、広告やPRに莫大な費用をかけていますが
ブランディングをしっかりとしておけば
必要最低限の費用で済む事になります。
極論を言ってしまうと
「商品やサービスを売らずして商品やサービスが売れる」という事です。
ブランディングについて大きく分けて説明してきましたが
このブランディングがないと不のスパイラルに落ちてしいます。
事業が続かない不のスパイラル
今の時代、会社を作る事は簡単に出来ますが
その会社を維持させていく事が大変です。
そして、ブランディングがないと
「不のスパイラル」に落ちてしまいます。
例えば、A社とB社があります。
(扱っている商品は同じとします)
商品が同じなので、価格競争が起こります。
⇓ ⇓
価格がこれ以上さげる事が出来なくなる
⇓ ⇓
価格競争は無理なので、サービス競争になる
⇓ ⇓
サービス競争になると、コストが増える
⇓ ⇓
コストがかかると利益が減る
⇓ ⇓
増えたコストを削減するため広告やPRの縮小、もしくは廃止
⇓ ⇓
広告、PRの縮小により認知の低下に繋がる
⇓ ⇓
結局売れなくなるので、価格競争して
⇓ ⇓
倒産
これが不のスパイラルです。
そもそもブランディングがしっかりしていれば
事業が続ずくという事です。
では、ブランディングについて深く見ていきましょう!!
ビジネスブランディングと売らずして売れる戦略
ビジネスブランディングには
- コーポレートブランディング
- プロダクトブランディング
- マーケティングブランディング
- セールスブランディング
このように4つに分ける事ができます。
では詳しく見ていきましょう!
コーポレートブランディング
コーポレートブランディングは
ホームページやロゴ、パンフレットなど
どのように繋がるのかのブランディングになります。
コーポレートブランディングで重要な事は
競合を把握しますが
競合と同じにしてはいけないという事です。
どういう事かというと
「自社は~会社だが~会社ではない」
これを明確に断言する事です。
まだフワフワしていますので説明していきます、
例えば、あのグーグルは何の企業ですか?
答えを言ってしまうと広告会社です。
何故かというと、売り上げの90%が広告収入だからです。
しかし、グーグルは
「自社は広告会社だが、広告会社ではない」
そして、「自社は広告会社ではなく、テックカンパニーだある」
と公言しています。
何故か?
理由は簡単です。
広告会社と言ってしまうと、
競合との価格競争になってしまうからです。
なので、このコーポレートブランディング
「~だが~ではない」
ここを明確にする事が重要です。
プロダクトブランディング
プロダクトブランディングは
価格、材料、パッケージなど
何を売るか(商品)のブランディングです。
そして、商品、サービスのブランド化をはかります。
このブランディングをしていくうえで重要な事が
価格設定にあります。
Q、シャングリラホテルが新たにパフェを販売しようと考えています。
いくらで価格設定をしたらいいでしょうか?
参考
100人対象のデブス調査の結果、500円なら全員頼む
参考
100人対象のデブス調査の結果、1500円な頼まない
参考
一杯提供できるのに、人件費、仕入れ原価など含め300円かかる
A、1000円です
では何故この価格設定になったのかを見ていきましょう。
〈価格設定の基本図〉
上記は、どの業界においても重要な価格設定に必要な基本図です。
先ほどの100人にアンケートをとった結果500円だったら買うと
このグラフでは、購買数が100人になります。
なので、ほとんどの企業は500円で販売してしまいます。
アンケートで1番多いので設定しがちですが
それだと100%失敗します。
では、どうするのか?
適正価格をしっかり把握することです。
上記の表では、500円は買う、1500円は買わないが結果でした。
では下記のグラフはどうでしょう?
事業で一番大切なのは
売り上げをどんなけ上げる事ではなく
利益を残す事です。
このグラフを見れば一目瞭然ですね。
利益が残ったのは「1000円」です。
だから、500円ではなく1000円が適正価格だという事です。
このように値付けフローをしっかりと行う事が重要です。
適正価格以下はしっかりと切り捨てましょう!
最も重用になってくるのが
下記のオレンジの部分の挑戦という所です。
この挑戦の所こそビジネスの楽しみがあります。
世間ではパフェは500円が相場です。
しかし、世間の相場で売り買いしては
商品、サービスの価値がありません。
相場で売ってはいけないのです。
相場以上の値段をつけるには
付加価値をつける
もう一度言いますが、
世間の相場価格には価値がりません。
では、価値をつけるにはどうしたらいいでしょう?
「付加価値」をつける事です。
価格を上げる為の付加価値には3つあります。
- 空間付加価値(インテリア、内装)など、コスト有
- 商品付加価値(食材、シャンプー)など、コスト有
- サービス付加価値 コストがかからない
※サービス付加価値こそが相場以上の価値をつけ
価格を上げる為に行う事です。
お客さんがワクワクするような施策を考えて付加価値をつけましょう!
マーケティングブランディング
マーケティングブランディングは
チャネル、ターゲット、snsなど
どのように広めるかのブランディングです。
このブランディングもとても重要です。
ターゲティングしていく所です。
では、質問です。
Q、一杯100円のマクドナルドコーヒーではなく
一杯500円のスタバのコーヒーを買うのか?
A、 フランチャイズでは無く
全て直営店で運営しているからです。
え、どういう事?
説明していきます。
マクドナルドはフランチャイズです。
ハンバーガーの値段も下げる事が出来ないので
いかに、座席数を増やし、回転率を上げる事で
売り上げにつなげています。
なので、一人に与えられる面積が狭いのが特徴です。
スタバはどうでしょう?
そもそも、儲けファーストではなく、1人の面積が広くとらる設計になっており一人ひとりがくつろげる空間を売っているのがスタバです。
なので、どのお客様(チャネル設定)に向けて発信するかが重要です。
セールスブランディング
セールスブランディングは
販売方法、提携先選定、顧客選定
どのように売るかのブランディングです。
売らずして売るブランディング戦略
結論からいうと
商品やサービスを売りたいのであれば、
商品やサービス以外をPRする事
例えば、
ピアノのYAMAHAのイメージはなんですか?
ピアノ教室が浮かぶと思います。
YAMAHAはピアノを売っているわけですが
ピアノ1台300万円~1000万円代が相場の世界で
当然ながら、中々売れないのが現実でした。
どうしたか?
それが、ピアノ教室を開く事で
ピアノを置き、体験を売る事をしたのです。
ピアノを体験させる事で
ピアノを欲しくさせるのが目的です。
これが
売らずして売るYAMAHAのピアノ戦略です。
他にも、料理道具を販売している業者が行っているのは
料理教室を開き、自社の道具を使ってもらう事をしています。
商品を売りたいのであれば、一歩手前のPRをする事が商品を売る為に必要だという事です。
まとめ
今回は、ブランディングについて紹介しました。
ブランディングを徹底的に理解が出来たと思います。
このブランディングを見につける事で自社ブランドの確立に加え
コストの削減など、正直絶対的に必要なスキルです。
必ず身につけて行きましょう!
Foiiow me