生涯の内、一回は起業して事業を起こしたいものです。
何かしろのアイデアはあるがそれをどうやって形にしたらいいのか?
アイデアをどのように事業化していくのか?
そもそも事業化していく為のアイデアがない?
このような悩みがあるのではないでしょうか。
アイデアをアイデアのままにしない為には、アイデアを細分化して整理していく必要があります。
今回は、一番簡単に事業化していく為のビジネスモデルのつくり方を紹介します。
ニーズと需要と供給を考える
起業する時というのは、何かしろのニーズに沿って需要と供給がマッチした時、価値が生まれます。
しかし、需要と供給がずれていると価値が生まれません。
ビジネスとして成り立たないという事です。
何故、需要と供給がずれていくのか?
それは、しかける側すなわち、供給側の視点で価値を生もうしているからです。
考えるべき事は、需要があるか無いかだけなのです。
なので、ニーズと需要と供給をマッチさせなければいけませんが、どのようにマッチさせていくのか?
この図で考えていきます。
この図を完成させれば価値提供はできる事になりますが、順番があります。
①顧客は誰か?
②顧客への提供価値
③サービスの届け方
④顧客との関係構築方法
⑤どう収益するか?
⑥価値提供のリソース
⑦価値提供のアクションプラン
⑧主要パートナー
⑨価値提供にかかるコスト
必ず、顧客側から考えていきます。
大きく顧客と企業で分けますが、顧客とは誰なのかを考えていきます。
顧客セグメント
①の顧客は誰なのか?
を見ていくのですが、よくターゲットは重要だみたいな事を言いているマーケターが多くいますが、実はターゲットを考えるよりも重要な事は「セグメント」を区切る事なのです。
※セグメントとは、大きく分けた顧客群の事です。
居酒屋で例えると、
・日本酒が欲しい人
・ワインが欲しい人
・ビールが欲しい人
このように欲しいがニーズで、一つ一つ区切る事がセグメントになります。
ビジネスの基本が、ターゲティングよりもセグメントを絞る事です。
※市場の中にあるニーズをセグメントする事が重要です。
利便性 ・快楽性 ・価格 ・コスト削減
自分の思い込みでニーズを考えると必ず失敗します。
では、ニーズが生まれるとはどういう事でしょうか?
ニーズ=欲しい ですが、言い換えると「不」を持っているのです。
ニーズが生まれる=何かに「不」を持つ事
ニーズ=欲しい=不
この「不」こそビジネスチャンスなのです。
顧客の不とは、不安・不経済的・不平等・不満など
では、どのように顧客の不を見つけていくのか?
「不」を見つける為のフレームワークがあります。
「不」=ニーズを見つけるフレームワーク
「要素分解」
「他者意見のヒアリング」
では、何を要素分解していくのか?
それが、自分の人生です。
人生で寝る以外はライフ(生活)、ワーク(仕事)で構成されてますよね。
ライフワークバランスと言われている通り、
この2つに分けます。
この2つについての「世の中の不」を書いていきます。
※「不」を明確に細分化していく事が重要!
〈例えば〉
- 上記のように、ライフとワークに分けます。(要素分解)
- それぞれの「不」を書き出します。
- その「不」を10人に聞いてみる。(他者意見のヒアリング)
- その中で一番共感した「不」をビジネスに置き換えて行きます。
次に考えて行く事は、
共感の多い「不」に対し深堀して行きます。
その方法は?
出た「不」をビジネスに落とし込んでいく為にのダブルダイヤモンド思考を使う事
この思考法は、ある課題に対して、どのようにアプローチをしていくかという物で
思考の整理をするのにとても便利な思考法です。
それでは説明していきます。
下記の表を見ながら説明して行きます。
- 課題に対して、「何が課題を可決するか?」WHATの部分を書き出す(拡散)
- 出したアイデアの中から一つに絞る(収束)
- 何をするか?(WHAT)が決まったら、それをどうやって行うのか(HOW)を書き出す?
(拡散) - 最後に、一番ベストなアイデアに絞る(収束)
人の思考は、「アイデアを出して選ぶ」
「拡散して収束」する事で頭の中が整理されます。
※上記で出した、「不」で説明して行きます。
〈例えば出た不が満員電車の場合〉
ここで、出たアイデアは
「定額制朝食付き通勤バスサービス」です。
このように、フレームワークに当てはめていく事で、事業アイデアが簡単に見えてきます。
Foiiow me