将来自分のお店を開きたいと思ってはいる人も多いはず!
しかし・・・
- やり方が分からない
- 失敗するのが怖い
- 知識がない
このような悩みで夢を諦めていませんか??
そんな夢を持った人を応援するために今回は
「開業前に失敗しないやるべき9つの施策」をまとめました。
〈この記事で分かる事〉
- コンセプトの決め方が分かる
- お店をどこに出店すればいいのかが分かる
- 物件の選び方が分かる
- 価格設定の方法が分かる
開業までの手順
- コンセプト
- 立地
- 物件
- 契約
- 価格
- メニュー
- 認知
- リピート
- 利益管理
上記9つは開業までに必ず押さえないといけません。
とても重要な事なので一つ一つ見ていきましょう。
コンセプトを決める
飲食店を開業しようとするとまずか考える事は「コンセプト」です。
コンセプトの決め方はコンセプトシートにまとめたり色々な方法はありますが、今回はシンプルの方法を紹介します。
コンセプトとは、ブレる事のない一貫した考え方。
例えば、吉野家は「やすい・はやい・うまい」。有名ですよね。
コンセプトを決める理由として、お店の魅力、価値に直結し売上に相当関わってきます。
味も大切ですが、このお店ならでわの価値にファンがつきリピートに繋がります。
では、どのようなコンセプトにファンが付きやすいのでしょう?
それは
〇〇専門店
〇〇のお店
このようにしっかりと区切る事が重要です。
何故なら、
今の時代色々な飲食店がある中で個人経営で勝っていくには専門性を持たせ見ただけで何のお店なのかが分かるようなコンセプトを作らないと大手飲食手に負けてしまいます。
何のお店なのかを明確する事です。
例えば、居酒屋を例にしましょう。
・鶏肉を使った料理を提供する
・メイン料理をから揚げにする
・合うお酒はハイボール
ハイボールとから揚げの専門店=ハイカラ屋
これをお店も名前にしてしまう事!
看板にお店のイメージを載せた絵・ロゴを載せると視覚的にイメージしやすいので宣伝効果も高いです。
手順①
・どのような料理を提供したいか?
(好きな食べ物から考えても大丈夫)
手順②
・専門店に出来るのかを考える。
(分かりやすいキャッチフレーズにする)
コンセプトはお店の魅力そのものです。
お客様が来店してくれる理由でもあります。
しっかりと考えて魅力的で分かりやすいコンセプトを作っていきましょう。
立地の決め方
飲食店開業において立地はとても重要です。
それは売上に大きく関わってっくるからです。
また、良い立地で出店できれば、広告を打たなくても継続して集客することも可能になります。
ではどのように良立地を見つければいいのでしょうか?
結論から言うと
・大手チェーン店がある半径50メートル以内の物件
・UBERやデリバリーで稼げるエリア
何故かというと、大手チェーンが出店している場所というのは、お金をかけて調査をしたうえでお店を出しています。
なのでわざわざお金を賭けなくいても近くに出店してしまえばいいのです。
例えば、お馴染みのスターバックスです。
スターバックスは出店する場所をかなり精査してからお店を出しています。
何故ここまで精査しているかというと、スタバはチェーン展開していません。
全て直営店なのです。なので採算がとれない場所では出店しないのです。
スタバがある場所は高立地だと言えるでしょう。
立地を考えるなら大手チェーン店が並ぶ場所をお勧めします。
物件の選び方
個人でお店を開業していく条件として抑えるべき事は
「居抜き物件」を選びましょう。
出店費用があっても必須条件といえるでしょう。
何故なら店舗事業をゼロからやろうとすると数千万の費用が掛かるからです。
(店内内装、厨房機器など)
居抜きで出店出来れば数百万程度で開業出来ます。
不動産業者の人のいう事は信用しない事!!
過去の売上情報は信じない。
※居抜き物件を選ぶ条件
- カウンターは必須(一人でも入りやすいように)
- 出来ればカウンターは対面が好ましい
- 席数が20席以内(一人運用が可能範囲)
契約
ここで言う契約とは、不動産業者との事です。
業者との契約を結ぶ際に、契約書を交わします。
この内容を軽視していると思わぬ落とし穴にハマる可能性があります。
契約する際に重要項目はいくつかありますが特に、注意して見る必要があるのが解約時の内容になります。
通常物件を借りる際、更新期間や解約する場合申し入れ期間が定められています。
3年契約が多く、申し入れ期間は6ヶ月前に申請しないと、営業していなくても賃料を払い続けなくてはいけません。経営不振でやむなく閉店をする経営者にとっては負担が大きすぎます。
また契約前であれば大家さんとの交渉も可能なので(間に不動産業者が入るので安心)必ず契約書は熟読して内容を把握しましょう。
価格の決め方
飲食店を開業するにあたって売上に直結するのがメニュー価格の設定です。
通常、飲食店の減価率の平均は30%~33%前後です。FLで60%を目安にすることが一般的なのですが、例えば、原価が400円のメニューであれば、1,200円ということになります。
ではこれで決めればいいのでは・・・
そうでもありません!!
色々な要素を考慮して検討していきます。
商品単価の詳しい付け方を書いた記事は下記

価格設定をするうえで重要なのはセット販売を入れる事です。
例えば、マクドナルドが良い例ですが、単品で頼むよりもセットの方がお得ですよね。
なので必ずセット販売できる商品設定をしましょう。
ここで出てくる問題点は、他店との価格競争です。
考えがちな事は、競合よりも価格を低くしてしまう傾向にあります。
絶対にしてはいけません!!
何故なら価格競争に巻き込まれると100%大手に負けるからです。
また経営が苦しくなるだけです。
ではどうするのか?
逆に相場よりも20%上げるのです。
え・・・高くするの??
そうなんです。
価格を上げてお客さんが付かなければ、買わせる何かをやる事です。
この施策を打つことです。
施策選定方法の見つけ方を書いた記事は下記

飲食店でもう一つ重要な料金設定があります。
「サブスクリプション」導入する事です。
サブスクリプションとは、定額制の課金システムの事です。
例えば、居酒屋の場合、月額1万円で毎日2時間飲み放題みたいな。
料理は別料金なので、採算は合い、課金しているのでこのお店にしか行かなくなります。
- セット販売をする
- サブスクリプション導入する
- 相場よりも20%高くする
メニューの決め方
飲食店でメニュー設定は重要です。
何故なら、たくさんメニューを出そうと思うとそれだけコストがかかります。
なので前提として「同一材料」でメニューを考える事です。(原価コスト下げる目的)
例えば、鶏肉を使ったメニューで考える。
メニューの中に必ず辛い料理・塩っけの多い料理を入れる事です。
何故かというと、飲食業で一番利益率が高いのが「ドリンク・お酒」だからです。
辛い→お酒飲む
顧客への認知
いざ開店!!
といってもお客さんにお店の存在を知ってもらわないと入店してもらえません。
認知してもらう必要がありますが、方法はいくつかあります。
- MEO
- SNS
- 看板
- チラシ、広告
これらを打ち出していくわけですが、手っ取り早い方法が先程説明した、お店の看板を分かりやすい名前にしておく事なのです。
そのうえで、これらの施策を打っていくのです。
MEOが分からない人は詳しく紹介した記事が下記にあります。

新規顧客獲得するには、口コミが一番です。
なので一回来てくれたお客さんに広めてもらう必要があります。
方法として話のネタになるような施策を選定していく必要があります。
例えば、昼のランチでサラリーマンが多いのであれば、ミニゲームを用意して当たれば、その日から使える2時間飲み放題券を付けるとか。
昼から夜に繋がります。
居酒屋であれば、入店時にルーレットを回し外れればテキーラサービスみたいな事です。
リピート施策
売上の安定に必須な事は顧客のリピートです。
またこのお店に行きたいと思ってもらう施策が必要になります。
ここで抑える最低条件は、人はお店にいくのではなく、人は人に会いにいくという事です。
お客さんとの交流が出来る施策を打っていきましょう。
例えば、商店街の居酒屋には常連客が殆どですよね。
※料理を待っている間に知恵の輪みたいな考えるおもちゃを置く。
出来たらサービスをする。
面白い・話題性があると盛り上がる!!
重要な事は清潔感があるかどうかです。
特にトイレはいつ来てもピカピカにしておきましょう。
利益管理
事業をやるうえで絶対に「利益」が優先です。
売上が上がったはいいが、出ていくお金が多ければ最終的に残る利益が減ってしまいます。
店舗運営で大きな割合を占めるのが固定費です。
この固定費を出来るだけ排除していく必要があり、排除できる仕組みを構築していかないといけません。
固定費には
- 人件費
- 店舗賃料
がメインです。
だからお店を一人運用出来る物件選びをして人件費を抑える事とメニュー材料を同一にしコストを抑え、単価を上げるても買ってくれる施策を施行していく事が重要なのです。
Foiiow me